シーサイドマラソンの沿道には大勢の地元住民や太鼓保存会などの団体が駆け付け、熱い声援や力強い演奏で国内外から参加したランナーを鼓舞した。
スタートから約28キロ地点の久慈サンピア日立(茨城県日立市みなと町)前では、地元の久慈浜山車太鼓保存会(濱連)が演奏。力強い太鼓や笛の音色、威勢の良いかけ声、大旗でランナーを元気づけた。市民の応援にも熱がこもり、「頑張れ」「良い走りしている」などとエールを送った。
濱連の三代俊朗(みよとしろう)会長は「最後まで走り切ってもらいたいとの思いを込め、気合を入れて応援した。ランナーの笑顔が見られてうれしかった。また、応援に駆け付けたい」と話した。